2021年10月2日

Bull Call Spread

  • 原資産価格の上昇を見込む
  • 権利行使価格の異なるコールのロングとショートの組み合わせ
  • 利益を限定的にすることで損益分岐点を下げる

    • ポジション

    Leg 対象 アクション
    1 Call（低い権利行使価格、同一満期） Long
    2 Call（高い権利行使価格、同一満期） Short
    3
    4

    損益図

  • 権利行使価格103ドルのコール(2ドル)をロング
  • 権利行使価格105ドルのコール(1ドル)をショート

    • した時の損益図。緑が利益で、赤が損失を示す。1ドルのデビットとなるため、104ドルが損益分岐点となる。

    利益と損失は共に限定的で、最大値はプレミアムの支払いと受け取りの差額である1ドルになる。

    下の図は、この「Bull Call Spread」からショートを外したもの（= Long Call）で、損益分岐点は105ドルとなる。

    特徴

    • 損失は限定的
    • 利益は限定的
    • Long Callよりも損益分岐点が低い
    • Long Callよりも最大損失が小さい
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