2021年10月2日

Bull Put Spread

  • 原資産価格の上昇を見込む
  • 権利行使価格の異なるプットのロングとショートの組み合わせ
  • ポジション

    Leg 対象 アクション
    1 Put(低い権利行使価格、同一満期) Long
    2 Put(高い権利行使価格、同一満期) Short
    3
    4

    損益図

    まず、プットの買い(= Long Put)だけだと以下のような損益図になる。

  • 権利行使価格95ドルのプット(2ドル)をロング
  • 緑が利益で、赤が損失を示し、原資産価格が93ドル以下になると利益となる。つまり、原資産価格の下落を見込むポジションである。

  • 権利行使価格95ドルのプット(2ドル)をロング
  • 権利行使価格98ドルのプット(3ドル)をショート
  • これ(= Long Put)に、より権利行使の高いプットのショートを組み合わせる(= Bull Put Spred)と、上記のような損益図になる。 一転して上昇を見込むポジションに変化した。

    より権利行使価格が高いプットを売るのでポジションはクレジット。 最大利益はクレジット分のプレミアムとなり、上記の例では1ドルが最大利益となる。

    最大損失は権利行使価格の差3ドルからクレジット分の1ドルを引いた2ドルとなる。

    特徴

    • 損失は限定的
    • 利益は限定的
    • 受け取りプレミアムの方が多いクレジット

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