2021年2月17日
atr()
アベレージ・トゥルー・レンジを取得するための関数。
当日の値幅は、high - low
で計算できるが、これにはギャップが考慮されていない。
ギャップを含めたレンジを「トゥルー・レンジ」と呼ぶ。
- 当日高値と当日安値の値幅
- 当日高値と前日終値の値幅
- 当日安値と前日終値の値幅
具体的には、上記の3つの中の最大幅が「トゥルー・レンジ」となり、「アベレージ・トゥルー・レンジ」は期間平均をとったもの。
サンプル
//@version=4
x = atr(20)
過去20本のアベレージ・トゥルー・レンジを計算して変数xに代入する。
構文
atr(length)
戻り値
期間のアベレージ・トゥルー・レンジ(float)
引数
length (series[integer])
期間の指定。