【最終更新日】2021年2月15日
line.new()
チャート上にラインオブジェクトを作成するための関数。
Pine Scriptには水平ラインを引くためのhline()が用意されているが、垂直ラインを引くための関数は用意されていない。 垂直ラインを引きたい場合は、このline.new()を使うことになる。
サンプル
//@version=4
isHour = hour == 8
isMinute = minute == 45
if(isHour and isMinute)
line.new(bar_index, low - tr, bar_index, high + tr, xloc.bar_index, extend.both,
color=color.silver, style=line.style_dotted, width=1)
毎8時45分に垂直ラインを引く場合のサンプル
構文
line.new(x1, y1, x2, y2, xloc, extend, color, style, width)
戻り値
ラインIDオブジェクト。
引数
x1 (series)
ラインの「起点」のX座標。xloc
の指定により記載方法が異なる。
- 「xloc = xloc.bar_index」の場合は、バーインデックス
- 「xloc = xloc.bar_time」の場合は、UNIXタイム
y1 (series)
ラインの「起点」のY座標。数値(価格)で指定する。
x2 (series)
ラインの「終点」のX座標。xloc
の指定により記載方法が異なる。
- 「xloc = xloc.bar_index」の場合は、バーインデックス
- 「xloc = xloc.bar_time」の場合は、UNIXタイム
y2 (series)
ラインの「終点」のY座標。数値(価格)で指定する。
y2 (series)
ラインの「終点」のY座標。数値(価格)で指定する。
xloc (string)
X座標の指定をどのように行うか。デフォルトはxloc.bar_index
。
- xloc.bar_index
- xloc.bar_time
extend (string)
起点から終点までのラインを延長するかどうか。
- extend.none
- extend.both
- extend.left
- extendright
color (color)
ラインの色の指定。
style (string)
描写されるラインのスタイル。設定可能なのは以下の6種。それぞれの見た目は、インジケーターの設定 ➡ スタイルで確認できる。
- line.style_solid
- line.style_dotted
- line.style_dashed
- line.style_arrow_left
- line.style_arrow_right
- line.style_arrow_both
width (integer)
プロットされるラインの幅。デフォルトは1。