2022年2月9日
table.cell()
チャートに表示するテーブルの「セルの定義」と「セルの属性設定」を行うための関数。
チャートに表を表示する際の2ステップ目。
まずtable.new
で表を定義し、続いてtable.cell
を使ってその中身を操作する。
サンプル
//@version=5
indicator("ATR", "", true)
var table atrDisplay = table.new(position.top_right, 1, 1)
myAtr = ta.atr(14)
if barstate.islast
table.cell(atrDisplay, 0, 0, str.tostring(myAtr))
var
を使って表を定義し、if barstate.islast
で最後の足にのみ表示する。
構文
table.cell(table_id, column, row, text, width, height, text_color, text_halign, text_valign, text_size, bgcolor) → void
戻り値
無し。
引数
table_id (series[table])
操作したいセルが所属するテーブルを指定する。指定には、table.new()
の戻り値を使用する。
column (series[integer])
操作を行いたいセルが何列目(縦)にあるか。0から始まる数値で指定する。
row (series[integer])
操作を行いたいセルが何行目(横)にあるか。0から始まる数値で指定する。
text (series[string])
セル内に表示されるテキスト。オプションの引数でデフォルトは空の文字列です。
width (series[float])
インジケーターの表示されるパネルの横幅に対し、セルの横幅をどれぐらい取るかをパーセンテージで指定する。 オプションの引数です。デフォルトでは、セル内のテキストに基づいて幅が自動的に調整されます。
height (series[float])
インジケーターの表示されるパネルの高さに対し、セルの高さをどれぐらい取るかをパーセンテージで指定する。オプションの引数です。デフォルトでは、セル内のテキストに基づいて高さが自動的に調整されます。
text_color (series[color])
テキストの色。オプションの引数でデフォルトは color.black です。
text_halign (series[string])
セル内のテキストの水平方向の配置。オプションの引数でデフォルト値はtext.align_center
です。
- text.align_left
- text.align_center
- text.align_right
text_valign (series[string])
セル内のテキストの垂直方向の配置。オプションの引数でデフォルト値はtext.align_center
です。
- text.align_top
- text.align_center
- text.align_bottom
text_size (series[string])
テキストのサイズ。オプションの引数でデフォルト値はsize.normal
です。
- size.auto
- size.tiny
- size.small
- size.normal
- size.large
- size.huge
bgcolor (series[color])
テキストの背景色。オプションの引数でデフォルトは無色です。