PineCodersから警告メッセージが届く。
2021年3月10日
TradingViewから2度目のお叱り
いいね300回と公開スクリプト20個を目指し、TradingViewでの活動に力を入れることを宣言してから、たった1日。
さっそくいくつかインジケーターを作って公開したところ、 PineCodersからお叱りのメッセージが届きました。
その内容を要約すると、「規則に違反しているいるのでスクリプトを非公開にしたぞ。またやったらBANする可能性があるから気をつけろよ!」 というものです。
そして、私がお叱りを受けるのは2度目。 そうそうBANされることはないでしょうが、ルールは守らねばなりません。 3度目がないように、対策を考えます。
何を怒られたのか
TradingViewでスクリプトを公開するにはルールがあります。
私が公開したスクリプトは、これに抵触しているということになるわけですが、具体的にどこがいけなかったのか。
それもメッセージに含まれていました。
概要文で詳しい解説を行いなさい
前回、概要文を日本語で書いて怒られたので、今は英語で書いています。 ただ、細かい説明はしておらず、2~3行のコメントを付けただけ。これじゃダメなんですね。
- スクリプトのどこに独自性があるのか
- スクリプトが何を目的とするものなのか
- スクリプトがどのように目的を実現するのか
- インジケーターをどのように使うのか
こういったことをきちんと説明しないといけない。 お金をもらえるわけでもないのに、他のユーザーためにここまでしなきゃならないのかと思う部分もありますが、これがオープンソースの文化なんですよね。
独自性が足りない
チャートプラットフォームには様々なものがあって、あるインジケータがAには有るがBには無いといったことがよくあります。
そこで、有志がインジケーターの移植を行って、それを公開するなんてことが英語圏のトレーダーコミュニティーでは活発に行われています。
私が公開したスクリプトも、その類です。 見た目に拘ったり、多少のアレンジを加えたりはしていますが、それではオリジナリティが不足しているという判断なのでしょう。
インジケーターを生み出したわけではなく、愛用していてインジケーターに感じていた問題点を改善したわけでもありません。 ただ移植しただけなので、概要文に書くことも特に無いのです。これが上の問題にも繋がってきます。
移植する作業自体はとても勉強になりますが、それを我が物顔で公開するのは単なる自己顕示欲なのかもしれません。
目標設定の変更
公開スクリプト20個を目指すというのは、あくまで個人の都合。 それを使うユーザーのことは考えていませんでした。 ちょっと自分本位になっていたようです。
コミュニティへの貢献という視点で考えれば、何個のインジケーターを公開したかなんてどうでもいい話です。 重要なのは、他のトレーダーにどれだけ役立つことができたかでしょう。
公開スクリプト20個という目標は撤回して、いいねの数に集中しようかと思います。
何千ものいいねを貰えているインジケーターも数多くあります。 たった1つのインジケーターでも、多くの人の役に立つものを作れれば、この目標は達成できるはずです。