2021年10月3日

Long Straddle

  • 原資産価格が上下いずれかに大きく動くことを見込む
  • 相場が静から動へと状態変化する直前にエントリーすることが求められる
  • ポジション

    Leg 対象 アクション
    1 Call(同一権利行使価格、同一満期) Long
    2 Put(同一権利行使価格、同一満期) Long
    3
    4

    損益図

  • 権利行使価格100ドルのコール(4ドル)をロング
  • 権利行使価格100ドルのプット(4ドル)をロング
  • デルタをニュートラルに調整するためにはATMのコールとプットの双方ロングすることになる。したがって、大きなデビット(高コスト)となる。

    上下いずれかに大きく動くことで利益となり、原資産価格の方向性は問わない。

    ポジションの設定したATMで満期を迎えると最大の損失となり、最大損失額はポジション構築に要した費用となる。

    ロングではなくショートすると、損益図が上下反転したShort Straddleになる。

    特徴

    • 損失は限定的
    • 利益は無限大
    • コストが高い
    • エントリー時は低いボラティリティ、エントリー後は高いボラティリティが必要
    • ボラティリティの上昇は味方、タイムディケイの進行は敵

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