2021年10月6日

Put Ratio Back Spread

  • プットのみで構成されたスプレッド
  • 原資産価格の上昇を見込む
  • 原資産価格が「大きく下落」した時にも利益となる
  • ポジション

    Leg 対象 アクション
    1 Put(高い権利行使価格、同一満期) Short
    2 Put(低い権利行使価格、同一満期) Long
    3 Put(低い権利行使価格、同一満期) Long
    4

    買いと売りの比率は、3:2以上に調整する。

    損益図

  • 権利行使価格100ドルのプット(5ドル)をショート
  • 権利行使価格97ドルのプット(2ドル)をロング x 2
  • 「原資産価格の上昇を見込むが、反落したら大きい」というシナリオであり、局面としては「下降トレンドの調整局面の終盤」などが該当する。

    考え方としては2通りあり、どちらからのアプローチかにより比率や権利行使価格の位置が変わってくる。

  • ショートのリスクををロングで軽減する(ヘッジする)
  • ロングのコストをショートの受け取りプレミアムででカバーする
  • この損益図を左右反転させるとCall Ratio Back Spreadになる。

    特徴

    • 損失は限定的
    • 利益は無限大
    • 原資産価格の上昇を見込むが、大きく下落した場合にも利益となる

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