【日経225】本日のトレード方針
6月13日（月）
08:00
アメリカで指標の発表がありました。インフレ傾向の継続による利上げ加速の懸念から大きく下げています。 日経もそれに引きずられた形でしょうか。 また、週末には仮想通過もかなり下げているようです。
直近高値28410目前の28400から急落の様相です。 週足の「上昇の限界」の中で上昇を続けていましたが、日足が下が明確になってからはナイアガラ。
日足MAが陰転し、TUの起点となったR（27060-17140）辺りまではとりあえずありそうです。 安値25480から高値28350まので上昇の真ん中は26920となっています。
065-195のTDダブルで長く機能していた195TLが陰転。 065MAを越えられずに、ナイトに入っても065TUが継続し、安値27250を付けています。
ナイト引け間際では065MA絡みの動きになっておりPB入りかという状況ですが、週を跨いで売りが加速する可能性も頭に入れておきたいところ。
日中寄り後の013S割れ。その後は065MAがひたすら抵抗として機能する流れとなりました。
サイクル
| 日足 | TU-PB | ↓ |
| 195 | TD | ↓ |
| 065 | TD | ↓ |
| 013 | TD-LA | ↓ |
013MATL-065MAが収束し、PBが出現しています。ラストアタックで安値更新を目指すのか、PBを越えて反発の流れか。
激しい動きとなりそうなので、どちらかと言えば否定の動きに乗りたいところです。 とりあえずは、寄り付き位置の確認からですね。
6月14日（火）
新コンテンツ
各時間軸のサイクルが示す方向を把握しやすくするたのツールを作りました。 「Cycle Navi」と名付け、このウェブサイト上で使えるものにしました。
寄り前の投稿で掲載しているサイクルの一覧表を、変更可能にしただけのものです。
08:30
長く続いた直近の上昇（25540-28400）の真ん中（26970）をあっさり割ってきました。 上方拡散の兆しのあった日足-週足を一気に下抜けた形です。
大荒れですが、短期トレードをメインにしていて良かったと思える状況とも言えますね。
ここまで2000円幅の下げとなっており、065-195TLとは距離がかなり開いています。 一方的な下落で、下げながら065はPBが出現しそうです。
ギャップダウンで013ラストアタックによる安値更新に成功。 ENDが出ても013MAを陽転できずに、下げが継続となっています。
サイクル
| 日足 | R跨ぎ | - |
| 195 | TD | ↓ |
| 065 | TD | ↓ |
| 013 | TD-LA | ↓ |
下げ止まるのかどうか。安値25480を起点とすると2/3に到達しています。 26600円台の揉み合いから195-日足の上方拡散がはじまっており、その揉み合った価格帯を下回った今、次の支持帯は安値25480となります。
下げ止まるなら、「065MATL-195MAの収束」をメインシナリオとします。 まずは065MAを越えることができるかを見ていきましょうか。
09:05
寄り付き26390から下を試したことで26420に065PBが出現しました。ここを越えると065MAが陽転することになります。
9:25
065MAを越えて割ってがあり、065PBは26490にリペイントされました。 さて、ここからオープニングレンジのどちらをブレイクしてくるのか。
- 反応したMAが支持抵抗線として機能することを確認して着いて行く
- 反応したMAが支持抵抗線として機能しないことを見て否定の動きに乗る
09:45
- 反応した005MAが支持線として機能してOR上ブレイク
- 195MAが走っているのは26670
- 前日レンジの真ん中は26770
013は上昇の限界となっています。
6月15日（水）
08:30
大きく下げてヨコヨコ、065MATL-195MAは収束が進んでいます。 195はMAを越えられずですが、傾きが緩やかに。065はTDラストアタックとなっています。
月曜ナイトに安値26310をつけて、昨日は前日レンジの下半分を推移。 065TLが追いついてきて、ここを越えると195TDのPB入りが明確となります。
サイクル
| 日足 | R跨ぎ | - |
| 195 | TD | ↓ |
| 065 | TD-LA | ↓ |
| 013 | TU | ↑ |
昨日はほぼインサイドデイといった展開でした。 となると、前日レンジのどちらに抜けて来るかが重要なポイントとなります。 065MA以下が前日レンジの内側にありますので、これらが支持抗線のどちらとして機能するのかとも言い換えられます。
本日の主役は195かな。065MAを越えてまた195MAに絡んでくるなら、195PBの可能性が高まることになりますね。 深夜にFOMCです。
08:55
寄り付きは26470で065MAの上、前日レンジの真ん中より上。さっそく195MAタッチの展開となりました。 上には065PBラインと、前日高値26660があります。動く気なのか。
10:15
前日レンジの上側で始まって下側へ。MATLも支持線として機能せず。 195はMA絡みの動きでPB入りと判断すると、かみ合いませんね。
6月16日（木）
米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）は14、15両日に開催した定例会合で、主要政策金利を75ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）引き上げることを決めた。1994年以来の大幅利上げとなる。米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長は、７月の会合でも大幅利上げに動くことを示唆。予想外に激しいインフレ高進を抑えるべく、強力な措置を講じる姿勢を明確にした。(Bloomberg)
08:40
直近の上昇の2/3を越える下げがあって、収束状態の日足-週足の下側へ。ナイトセッションは陽線となっています。
深夜のFOMCの発表を受け、前日安値割れを否定して、収束した065MATL-195MAを越える動き。 それでも、高値28350から下げてヨコヨコと言う状況は変わっていません。 1/3戻しすら達成できておらず、195はPBを終えそうです。
前日安値26250に対し、ナイトの安値は26140まで。真ん中26460を超えて、上側で引け。
サイクル
| 日足 | R跨ぎ | - |
| 195 | TD-PB（限界） | - |
| 065 | TU-SU | ↑ |
| 013 | 上昇の限界 | - |
26660を越えると日足が上を向くので、ここは注目ポイントとなりますね。
上を阻むのが195の調整の限界です。 収束した065MATL-195MAの次の拡散方向が上ということであれば、065MAが支持線として機能するかを確認する必要があります。 この流れになると、恐らく195R（PB）の出現となるはずです。
1/3戻し（26870）と195TLが重なっています。 26660を越えて強さを見せた場合、065-195が収束する流れで、ここまでの上昇も想定しておきます。
08:55
寄り付きはギャップアップの26750、いきなり195TLタッチから始まりました。
- 065はENDが出現
- 195はTD-PBの限界
- 日足は包み足（上）
195PBはすぐに出現することはなさそうです。日足も実質の包み足（上）です。 ただ、065-195MAを試したとは言えないので、高い寄り付きから下を試すことになりそうな。
10:15
26850張り付きから005-013TUで上ブレイクして高値26900。 直近の下落に対する1/3戻しが26870ですから、ここを越えてきたことになります。
サイクルは「上」で揃っており、高い寄り付きがここまでは肯定された形です。 下を試す必要があるだろうという見立てに変更はありません。
11:25
065MAが反応して、向かうか待つかという状況。 005-013TUカウンターで013TLタッチまで下げました。その間に005で「S出現からMAを越えられずにTD」の動きがありました。
おっと、013TLを割って、どうやら向かうようです。安値26630。
12:40
後場が始まって013TDトライ。195Rが出現して、065MA（26604）を割ってきました。
6月17日（金）
08:35
上を向いた日足を否定する動きとなりました。真ん中（26970）を「割って、越えられない」という動きで直近安値（25670）の10円手前まで下落。
ギャップアップで寄り付き、195-065のSが出現して下を試す動き。 ここまでは065-195の収束の進行であり、想定内でした。
ナイトの寄り付きから大荒れ。 「スイス中銀が予想外となる15年ぶりの利上げを発表」を受けて、今度はギャップダウンで始まって、前日安値（26140）を簡単に割り込みます。
日足包み足（下）で安値25550まで。065Sが出現してもMAタッチすらできないまま引けています。
前日高値（26390）を越え、013TUカウンターで下落に転じます。ダラダラと下げ続け、結局前日レンジ真ん中（26390）タッチ。
ナイト開始から急落となって、下げてヨコヨコ（弱）です。
サイクル
| 日足 | R跨ぎ | - |
| 195 | TD-LA | ↓ |
| 065 | TD-SU | ↓ |
| 013 | 上昇波動 | ↑ |
マーケットは日銀もサプライズ的な発表をするのではと警戒しているようです。 発表があるのは日銀金融政策決定会合2日目の終了後で、発表時刻間は決まっていません。 昼前後が一般的。
状況としてはもう1段下があってもおかしくない状況です。 065MA陽転否定から5月の安値（25480）割れも現実的。
ただ、上記の状況ですから、発表を待ってから出動を考えるでも良いかもしれませんね。
09:08
013ENDが出ている状況で、065MAを越える25750が寄り付き。 005R出現から、013MAを割ったところでサイクルが「下」で揃いました。
ただ、安値25610を付けてからは、065MAを越えるところまで戻しています。
09:23
ナイトの動きを包む足の発生は否定されて反発。 現状は005TUトライとなっていますが、こちらは見送りました。 もう、日銀の発表を待つことにします。
12:20
日銀は現状維持の方針を発表。サプライズは無しで、上昇となりました。 しかし、荒い動きが継続しています。
とりあえずは、195MAを越えることが出来るかに注目しようと思います。
