2021年10月3日

Long Strangle

  • 原資産価格が上下いずれかに大きく動くことを見込む
  • ATMで組むLong Straddleよりも、より大きく動くことが求められる
  • 相場が静から動へと状態変化する直前にエントリーすることが求められる
  • ポジション

    Leg 対象 アクション
    1 Call(OTM、同一満期) Long
    2 Put(OTM、同一満期) Long
    3
    4

    損益図

  • 権利行使価格103ドルのコール(3ドル)をロング
  • 権利行使価格97ドルのプット(3ドル)をロング
  • 緑が利益、赤が損失を示す。ロングのみのスプレッドでデビット(高コスト)となる。

    CallとPutの権利行使価格の間で満期を迎えると最大損失、上下いずれかに大きく動くと利益となる。原資産価格の方向性は問わない。

    ロングではなくショートすると、損益図が上下反転したShort Strangleになる。

    特徴

    • 損失は限定的
    • 利益は無限大
    • コストが高い
    • エントリー時は低いボラティリティ、エントリー後は高いボラティリティが必要
    • Long Straddleより抵抗コストだか、より大きく動くことが求められる

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