2021年10月12日

Short Strangle

  • 原資産価格が一定のレンジに収まることを見込む
  • ATMで組むShort Straddleに比べると、受け取りプレミアムは少ない
  • 相場が動から静へと状態変化する直前にエントリーすることが求められる
  • ポジション

    Leg 対象 アクション
    1 Call(OTM、同一満期) Short
    2 Put(OTM、同一満期) Short
    3
    4

    損益図

  • 権利行使価格103ドルのコール(3ドル)をショート
  • 権利行使価格97ドルのプット(3ドル)をショート
  • 緑が利益、赤が損失を示す。ショートのみのスプレッドでクレジット(受け取り超過)となる。

    CallとPutの権利行使価格の間で満期を迎えると最大利益、上下いずれかに大きく動くと損失となる。原資産価格の方向性は問わず、大きく動くほど損失は膨らむ。

    ショートではなくロングすると、損益図が上下反転したLong Strangleになる。

    特徴

    • 利益は限定的
    • 損失は無限大
    • クレジット
    • エントリー時は高いボラティリティ、エントリー後はボラティリティの下落が理想的
    • Short Straddleよりクレジットは小さく、より大きく動くことが求められる

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